ドコモ 2012年冬モデルの予想。17機種中Windows Phone 8は存在するか?

ドコモの新製品発表会の時期ですが、CEATECを前に告知映像が公開されています。

タブレットを合わせて、17機種のスマートフォンが登場するように思われます。単にイメージ映像で、秋モデルを含んでいるとか、可能性はいろいろです。image

現在のラインナップは秋モデルを含めた以下の機種があります。数的には総入れ替えに近い状況になりますが、Androidフォンの全バージョンアップという、これまでの慣例に従えば、これ自体は当たり前のことです。

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Microsoft Surface で垂直統合はありうるのか?

 MicrosoftがメインストリームのWindows を乗せたPCハードウェアを自ら製造販売するというのは、Surfaceそのものに勝るほど衝撃的でした。
 Apple的な一括設計生産による品質コントロールとスケールメリットを狙った独占的エコシステムの成功を習ってこれを追撃するという見方もあります。
また、これは、 これまで水平分業でエコシステムと共存共栄を果たしてきたメーカーに対する反逆であり、パートナーとの関係がぎくしゃくしたものになるという意見も当然ながらあります。

Microsoft「Surface」がPCメーカーに与えた衝撃

には、Surface発売とともに、ライバルとなったMicrosoftにはPCメーカーからの情報が入らなくなるとか、Windows 8がこれまで国内メーカーが差別化の道具として使っていたプレインストールソフトという文化と相いれないという点を指摘しています。

前者はともかく、後者に関しては少し異論があります。現在のユーザがどれほどプレインストールを気にしているかは疑問で、メーカーPCを買うユーザがプレインストールアプリに魅力を感じているか(たとえばVAIOを買う人は、VAIOの独自のメディアスイートを欲して買っているのか?)と言われると現状はそれほど影響力は無いと思います。
現在は海外製の廉価な通販モデルが幅を効かせており、DVDプレーヤや、ビデオ編集、バックアップなどOSの機能でたいていの人は満足がいく状況ですから、逆に特殊な操作感、ファイル形式などを要求するメーカー製プリインストールソフトウェアは、逆に敬遠するユーザも多いです。
また、アプリを差別化に使えなくなるというのはWindows Phone のノキア端末を見れば、Marketplaceモデルが必ずしもプレインストールアプリの無価値化を進めるものでは無いということは明らかです。

VAIOを求めるユーザはVAIOのスリックなハードウェアのスタイリングとブランドであって、ソフトウェアの魅力の比重は低いでしょう。Xperiaが当初成功したのも、SONYブランドのお蔭で、格好良いランチャーのお蔭ではなかったのではと思います。
Windows 8時代に、まずやらないといけないのは、OS標準機能と大差ない独自デザインのアプリを開発することではなく、タブレット中心のUIに変貌したOSにふさわしい革新的なハードウェアデザインであり、それをMicrosoftがお手本を示したのがSurface。

Surfaceにより、Microsoftは「OEMさん、これより劣るものを出してはいけませんよ、相手はiPadです、中途半端なものは売れません」と底上げを図ったといえるでしょう。
CESで発表された、ASUS,SONY,Acerなどの、野心的なハイブリッドPCは、これまでの常識を覆すものです。
しかしiPadを置き換えるようなアイデアのデバイスはまだ登場していなかったように思います。Surfaceは”iPad Killer”として、苦戦を強いられているAndroidタブレットを尻目に、一気にシェアをとれるのでは、と予感される何かを持った現状唯一の端末ではないかと思います。

iPadを超えるためにはiPadの水準のものを(たとえ他の要因を同一にしても)出してもダメで、先行者の利益を覆すには2倍、3倍もの魅力が必要です。ですので、MicrosoftとしてはPCベンダーに対して、ハードウェア、特に個別のスペックではなく、統合されたシステムとしての整合性とエレガンスを持ったモデルの開発に注力してもらいたいと思っているのではないでしょうか?
また、ハードウェアはともかく、ソフトウェアで各社が勝手なオリジナルソフトウェアをバンドルするよりも、マーケットに英知を集中することで、無駄な分散投資をやめさせたいとも思っているかもしれません。

もしかすると、MicrosoftはSurfaceで利用した技術をOEMベンダーへ開示し、Windows 8の垂直立ち上げのカンフル剤として利用するつもりかもしれません。Surfaceの仕様や技術はすでにWindows 8 PCを開発する企業へ開示されているのかもしれませんね。

リファレンスといって捨てるには、かなり魅力的なデバイスといえるSurfaceですが、もしかすると、これはよく知られたPCメーカーの設計なのかもしれません。あるいは対iPadの旗の元に集まった連合体が作ったのかもしれません。少なくともMicrosoftが他社の力を全く借りずにこれを開発したわけではないでしょう。

Microsoftが利益を得るのはOSやそのうえで動く自社ブランドソフトウェアやサービスであり、Surface販売で得られるものはそれに比べれば微々たるものでしょう。世界シェアトップのゲーム機であるXbox360部門ですら赤字なわけで、ただでさえ、利益率の低い製品になっているPC(SurfaceはPCです キリッ)で単体での利益を出すのはかなり難しいのではないでしょうか?

それよりも、Microsoftが素晴らしい端末を出すことで、市場全体をWindowsに振り向かせ、OEMがそれ以上の製品を出すための足掛かりにしてほしいと思っているのでしょう。
そして、1年後には、「あーSurfaceね、あのプロトタイプっぽいやつ、あったねぇ。でもやっぱり失敗だったね」とあっという間に陳腐化して、OEMベンダの出すタブレットが売れまくっている、という状況を作りたいと思っているのでは?

※ いつもながら、妄想とまで言える適当な推論により書いていますので、あまり真面目に読まないでくださいね。

Windows Phone 8 発表! in Windows Phone Summit

本日 WIndows Phone Developer Summitにて、Windows Phone 8 および、Windows 7.8の発表が行われました。WP8の機能は事前発表やリークのそのままでしたが、どれも今までWP7ユーザが我慢してきた部分なので、そういう面でワクワクさせる要素を持った発表でした。

詳報は他に任せまして、要点だけ:

  • NTカーネルへの移行
  • ネイティブコードサポート(WinRTと同じC++, .NET, HTML5のコンビネーション環境)
  • 64コアまでのマルチコア対応
  • NFC & Walletサポート
  • 新しいスタート画面(1/4サイズのアイコン的タイルのサポート)
  • ゲームエンジンの移植(Havokなどすでに動いているものあり、Haloも発表)
  • 10万本のWP7アプリのサポート
  • 3つの画面解像度サポート(既存のアプリはどの解像度でもそのまま動く)
  • microSDの抜き差しサポート
  • 一般開発者への音声API提供
  • VoIPやVideoチャットのOSダイアラでのネイティブサポート(含Skype)
  • 既存の4倍速いJavaScriptエンジンを搭載したIE10ブラウザ
  • 既存のMapsより広い範囲のカバレッジを持つ Nokia MapsのWP8への統合
  • OSレベルのストレージ暗号化
  • ビジネス用のCompany Hub
  • 既存のWP7ユーザにWP8のスタート画面の機能の提供を行うWP7.8アップデート

もはや、Androidに引けを取らない全方位デバイスサポートと、さらなるUIの洗練、セキュリティの強化、そしてビジネスへの本気サポート、これまで足りないといわれていた部分がほぼすべて克服されました。

あと、IE10のように、地道なパフォーマンス改善も着々と進んでいるようです。iPhone 4SをiOS6にアップデートしてもWP8には大きく水をあけられています(ただしベータとの比較ですが)4コアを宝の持ち腐れにするAndroidとの比較もWP7時代から構図は変わらないようです。

キャプチャ

あまり意味は無いと思いますが、マーケットの反応は?と今日のMSのチャートを見ますと、イベント開始前から上昇し、一度下降、再度上げという形。今週は上げ基調のMS株ですが、ギリシャ情勢収束以上の盛り上がりを見せているようです。

chart

この発表の後もまだ疑問が残っています(聞き取れなかっただけかも)

  • WP8で採用される具体的なAPIは? WinRT?
  • WP7アプリが動くということはSilverlightスタックは乗っているのか?
  • WP8アプリはWP7で動かすことは可能か?新しいプログラミングモデルでWP7にもアプリを配信することは可能か?
  • XNAのサポートは無くなるのか?(おそらくアプリは動くはずなので、新規開発はネイティブへという形?)
  • Bing Mapsはどうなるのか?
  • 既存のすべてのWP7端末はWP8へはアップグレード不可なのか?それとも一部は可能か?
  • Windows 8のARMコアと同様のドライバが利用可能というのはわかるが、Intel版と同じドライバというのはありうるのか?(ドライバというのがどのくらい抽象化されているのか知らずに言ってます)
  • WP8で搭載されるというデスクトップ版と同じ.NETフレームワークは本当に同じものか?WPFとかも乗るのか?
  • 何も触れられてなかったけど、Windows 8のIE10に統合されるFlashエンジンはWP8にも載るのか?

はっきりしない点が多いので、今後もWIndows Phone 8関連ニュースからは目が離せませんね。

Microsoft Surfaceタブレット登場!

少しBlogはお休み中でしたが、今日の発表はインパクトがありましたので、雑感を書きます~

2012/6/18にMicrosoftが”Major Announcement”を行うという情報だけが行きかい、様々な憶測が流れていましたが、結果的にはそれらの憶測はあたっていたようで、いい意味で裏切られた感がありました。

Microsoft Surfaceです。といっても昨年新版が出たテーブルトップコンピュータではなくて、”ど”メインストリームのタブレット端末です。電子ブックリーダーでも、ゲーム専用機でもなく、”ど”真ん中のPCです。
これをMicrosoftが自社ブランドで自信を持って出すというのですから、これはインパクトがあります。
Steve Balmerのこぶしも気合が入っていますね:

速報:マイクロソフト Surface タブレット発表

次の写真へ

昨年のbuildカンファレンスで、開発者に配られたSamsung製のWindows 8タブレット(Devloper Preview)をほうふつとさせる黒いシンプルなタブレットです。MSブランドとなると、史上初、PCをMicrosoft自信が提供するというので、これは完全にエポックです。

しかも名称が同社の多点マルチタッチのテーブルトップコンピュータのブランドである、”Surface”を惜しげもなく使い、勝負に来た感があります。旧Surfaceとは別ブランド扱いですが、先進性を表現するブランドとしては、かなり良い選択であったと思います。

Windows on ArmであるWindows RT版と、フルPCである、Intel Core iシリーズ版が選択できるのもライトユーザからヘビーユーザまでに受け入れられそうです。

気になるスペックですが、随所にMicrosoftならではの先進的な工夫が見られます。


(Engadget 日本より)
○ Microsoft Surface for Windows RT

・10.6型 フルHDディスプレイ
・NVIDIA製 ARMプロセッサ(Tegra?)
・32GB または 64GB ストレージ
・microSDスロット
・USB 2.0ポート
・HDMI出力
・画面はコーニング ゴリラガラス2。
・デュアル 2×2 MIMO WiFiアンテナ。
・厚さ9.3mm、重さ576g。
・背面に厚さ0.7mmの展開式スタンド。
・厚さ3mmのTouch Cover は、磁石で側面に貼りつくヒンジ付き画面カバー兼、マルチタッチのフルキーボード + タッチパッドとして機能する。
・またストローク 1.5mmの実キーボードつきカバー Type Cover も用意。
・for Windows RT版の価格はARMベースのほかのタブレットと同程度の予定。発売はWindows 8と同時。

○ Microsoft Surface for Windows 8 Pro
・Ivy Bridge プロセッサ
・ペン入力とデジタルインク対応
・64GB と128GB。価格は同スペックのUltrabook程度

特徴的にはNokia Lumia 800のようなゴリラガラス搭載、ギミック満載のキーボード内蔵カバー、ノートブック的に利用する時に必要なスタンド。

Image

ピンク色のSurfaceカラーは健在のようで、良い部分を継承しているようですね。

ここまで洗練された端末をOEMメーカーから出るのを待っていては、いけないという判断か、リファレンス機を参考に作ってほしいという願いか(これより劣る製品は市場では受け入れられんぞとか)、少なくともAppleのような垂直統合型モデルへ移行しようとする、”はずがない”ので、MSが直接製品を出すことのデメリットは、軽微なものでしょう。
それ以前にWindows RTはOEMメーカへの厳しい仕様要求をして、密に連携しているはずだから、問題は起こらないと思われます。

今後は、以下のような点をウォッチしたいですね:
・日本市場にも出るのか
・MS Storeだけじゃなく、通常のリテールでも売るのか?(ビックカメラとか)
・Surface独特のソフトウェアはあるのか?
・Surfaceブランドは今後も増えていくのか?(デスクトップ版とか)
・Windows Phoneとの関係は?

Windows Phone 8にはKinectが搭載される?

どうやらWindows Phone 8には、Kinectが載るぞ、という噂があります。

Windows Phone 8にKinectを統合する計画が進行中 – ガジェット通信

kinectedwp7

過去にも、Kinectの一部機能をWIndows Phone 7に搭載するという噂はいくつかありましたし、端末のローンチ以前から様々なデモが披露されていました。


Windows Phone 7のXbox360との融合はこれから

Windows Phone 7 用 KINECT (アプリ提案)

Kinect and Windows Phone brings WALL-E in 3D to our living room

これらは、Windows Phone 7のモーションセンサーと、Xbox360 KinectのゲームとをWifiでつないで遊ぶというもので、KinectそのものをWindows Phone 7に載せるというのとは少し異なりました。

元記事のVR-ZONEを読むと、以下のようにIRカメラは流石に搭載されないから、十分な照明下でのみの利用になりそうだということ。ジェスチャー認識で、電話を触らずとも操作ができるということでしょうか?

“Kinect has three cameras, one of which his infrared. We can’t put an IR camera on a smartphone, and without it, NUI won’t work in dark.”
Read more: http://vr-zone.com/articles/microsoft-to-bring-kinect-ui-with-windows-phone-8-/15500.html#ixzz1vhiW7HVS

音声認識については、Windows Phone 7にて、すでにKinectと同一の起源であるTellMeの技術が搭載されていますが、マイクアレイを使った音声の方向の検出などが行えれば一味違ったアプリが可能かもしれません。


具体的にどのようなアプリケーションがあるのかは、不明ですが、いくつかの手がかりがあり、Twitterでも書いた通り少し妄想してみます。


1) NokiaのWindows Phone 8は、とんでもないものになる。

ノキア社員からの情報ですが、特にこれといった手がかりでも無いです。ただ、WP8はWP7に比べ、現状定説になっているアップグレード項目(デュアルコア、ネイティブアプリ、NTカーネル、NFCなど)よりも、インパクトのあるエポックなフィーチャーであることが予想できます。これは上記のKinect統合なら納得いきます。


2) Windows Phone次のコードネームはApollo


NoDo, Mango, Tangoと末尾がOシリーズで来ているだけのようですが、NoDoはDonuts(Android1.6)、MangoはAppleへの対抗という含みを持ったコードネームでした。Apolloは特にそのような含みをもっているという記事は見たことが無いです。Apolloは昔のワークステーションの名前で仮想的はSun(Oracle)? とか、ニンテンドーDSのコードネームはNitroで、かつPowerPCの歴代コードネームでApollo > Nitroの関係にあるとか、そもそもXperia Play (PSP携帯)のコードネームはApolloだったとか、邪推はできますが、やはり由来というには難しいです。


3)Alleged Nokia poster template reveals Windows Phone 8 branding

PhoneArenaの上記記事によるとNokiaはWindows Phone 8の新しい端末にたいし、

“Breaking the limits since 1865”

と、かなり派手な改良を施すとみられるスローガンを掲げています。前述のWP8リーク情報による、現在のAndroid4.0端末を並行移動したようなスペックなどではなく、Kinect搭載などの革命的な使い方の変化を思わせる記述だと思います。

1865年というのはノキアの創立時期だそうですが、電話の発明もこの前後でした。そう考えるとこの”limits”は電話の発明以来の制限ともとれるかもしれません。

たとえばXbox360でKinectを使った通話を行うと、会話している人間をハイライトしたりするらしいですが、そのような話者選択の機能をWP8が搭載したりするということも想定できますし、3次元で復元された相手が裸眼立体視ディスプレに表示されるとか、色々想像できます。以前Microsoft Researchによる以下のようなモバイルデバイスの提案がありましたが、

Microsoft、手のひらや机をタッチスクリーンにする「OmniTouch」を発表

、「PocketTouch」も公開した。これは、ポケットの中のスマートフォンを画面を見ないで操作可能にする。たとえば、スマートフォンの音量を下げたいとき、側面の音量調整ボタンを手探りで探し当てて操作するのは面倒だ。PoketTouch を利用すれば、服の上からスマートフォン画面をピンチイン/ピンチアウトするだけで、音量調整が可能になる。

これらは、どちらかというと、電話ハンドセットを持たなければ使えないという物理的な制約を解消する方向性のアイデアだと思います。上記のことから結論づけた私の想像は、

Kinectで培われた、3次元人物認識技術と、マイクアレイを利用し、ハンドセットを密着させなくても、きれいな音声を入力でき、かつ音声出力としてパラメトリックスピーカーを利用して離れた場所にある耳へ向けて指向性の高い音波を発信する、すなわち、機器無しハンズフリーUI。こ
により通話中もスマートフォンの機能を、利用可能になる。

なんだか地味といえば地味ですが、ゲームではなく実用的なKinect技術の利用方法ではないでしょうか?–妄想閉じ–

Windows Embedded Compact 7はどうなったか?

組み込みOSの情報は、エンドユーザにはあまり開示されないことが多く、Webを調べても断片的な情報しか手に入りません。Windows Embedded Compact 7は2010年にリリースされましたが、情報としてはマイクロソフトのリリースやMSDN、有志の開発情報などしかなく、よくわからない状況でした。

今回、Windows Phone 7や今後のWindows 8、Xbox 360の動向を見極めるため、あまり関係ないようで、関係ありそうなこのWEC(Windows Embedded Compact)について搭載端末が出ていないか調べてみました。

シャープ製業務用携帯端末“HandyBrain“

シャープ、使いやすさ重視の業務用携帯端末「HandyBrain」

4.3インチ液晶(800*480ドット)の業務用端末。OSはWEC7。ICカードリーダー、GPS,3G通信、カメラ、バーコードスキャナなど搭載している。これまでのWindows CEの延長線上にあるような、在庫照会、商品管理向けの端末。

キーエンス 大画面無線ハンディターミナル

工場での利用を想定したようなタフなWEC端末。OSはWEC7。CPUはARM Cortex-A8(800MHz)、RAM256MB,Flash512MB、3.5インチTFT、スキャナ

Asus Eee Pad EP101TC


 こちら
でも紹介しましたが、2010年に発表された、ASUSのTegra2搭載Windows Embedded Compact 7タブレットです。ただし、この後出たのはAndroidタブレットで、この端末はお蔵入りになったようです。それでも、作りこまれたUIはなかなかのもののようで、WECを搭載した、コンシューマ向け端末というのは、あながち死んでいないのかな?という印象です。

 このほか、チップやボード単位でWEC7による開発環境を提供する企業や、WEC7上の開発を行うサービスなどはあるようですが、これといって目立った使われ方はされていないようです。POS,デジタルサイネージ、ネットワーク機器などには、Windows 7カーネルを利用したWindows Embedded Standardが利用されることが多くなり、現状ではそちらの活用の方がトレンドのように思えます。

 7世代より、CE系は完全に業務用とに移ってしまい、コンシューマ向けは、Windows Phone 7のみがCE系製品となっています。今後Windows Phone 8でフルWindows版カーネル(NTカーネル、Windows 8カーネル)が利用されるようになれば、CE系のカーネルをコンシューマが意識して購入することも、組み込み系以外の開発者が触ることもなくなってきそうです。

 カーナビでは、Windows CE系のカーネルが良く使われると聞きますが、比較的リッチなハードウェアを使っていることもあり、こちらもWEC7を通り越してWindows 8カーネルへの移行が進むかもしれません。一方で、昨日のドコモの発表で期待されたWindows Phone発表が、WP8登場が予想される2012年Q4まで持ち越されるという点などにみられる、”8”待ち現象が、Windows Embedded分野でも起こっているのかもしれません。

#barwindowsphone 開催記念- WIndows Phone 端末比較Pivot Viewer

記念というほどでもないのですが、前から作ろうと思っていた、これをやりました:

WP7Comparison PivotViewer

image

現状リリースされている、各社Windows Phoneを系統的に整理したり、自分に最適な端末を探したりという時に利用できそうな、Silverlight 5のPivot Viewerを利用した比較チャートです。

まだ元のソースデータがあやふやなのですが、基本的にはWIkipediaで探した情報がメインです。もっと端末あるよとか、スペック違うよとかあれば教えてください。ちょっと動かすのが大変でしたが、Pivot Viewerが使えるようになったので、いろいろ楽しめそうです。

—- アップデート —-

アップデートは、ブラウザのリロードではだめなので、ブラウザのキャッシュをクリアした後表示してみてください。
アップデートは、ブラウザのリロードでOKです。

2012/5/13 
・Omnia M追加
・Review欄追加
・各種修正

2012/5/10 @tezawaly さん@brichan_fiana さんなどからのご指摘などを修正しました。
 ・Focus S、Focus 2追加
 ・Focus(フロントカメラ)、HTC Mozart(キセノンフラッシュ)、ZTE Orbit(RAM -> 512MB)、Lumia900(Gyroあり)、など仕様修正
 ・一部オンス表示をグラムに修正
 ・全角文字を排除
 ・RAMによるフィルタリングをオンに