Windows 8 on ARMは期待外れ?

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ARM版Windows 8はデスクトップで動作するアプリケーションに対応しない – 北森瓦版

今週明らかになったMicrosoftの内部の計画によると、Windows 8のARM版はWindows Desktopを搭載せず、デスクトップで動作するアプリケーションは動作しない。

Windows 2000あたりでのRISCチップサポートの経緯からして、レガシーアプリがARMで動いても、それほど無理はないんじゃないか?(まあバイナリレベルで対応というのは難しいでしょうが)と思いますが、そもそも現状を見ると純タブレットでレガシーアプリ(Classic Windows)が十分使いこなせないと思われる点からして、対応は不要に思いますね。

そうなると、ARM版Windows8タブレットはiPadに対してMetroアプリの優劣だけで対抗せざるを得なくなり、かなり厳しい扱いになるのでは無いかと思います。Windows PhoneにいくらXboxやZune、Officeなどを統合しても、Windowsネイティブのアプリが動かないのでは、やはりもう少しインパクトがないと厳しいんじゃないかと思います。

また、価格帯的にすでにIntel Core i7のノートが5万円を切るような状況で、ARM版タブレットがそれよりチョット安い、あるいはAtomタブレットと同等の価格で出て来たとして、どれだけ訴求力があるのでしょうか?

いずれにせよ、無いよりはあった方が良いし、WIndows Phone 7のようにしっかりとしたベンダー管理で、一貫性のあるセキュアな環境を持つTabletというのは、いまだに目新しいUIと相まって、新生代の需要をうまくくみ取ることができる可能性は大いにあります。

 

 

ノキア in USA

ノキア、米国のスマホ市場に再挑戦

端末の価格は、2年間の通信サービス契約を条件に99.99ドルとするが、50ドルをキャッシュバックするため実質49.99ドル。「まだスマートフォンを手にしたことのない米国人利用者1億5000万人のニーズを掘り起こす」と意気込んでいる。

何ともうらやましい施策ですが、Microsoftのかねてからの狙いである、スマートフォンとフィーチャーフォンの中間の層を狙うという戦略が、はっきりと表れていますね。

Nokia側からすれば、Microsoftと提携したことで、米国市場での拡販に関して、相当なメリットを得られると感じているはずで、かなり強気に出られるのでは無いかと思います。ただ、それ以上にWPの投入時期が遅い(Androidとかに比べ)という面を打開できるのかは、微妙なところです。

香港、台湾に続き、アメリカでも発売、もうノキアの環太平洋自由貿易に日本も飲み込まれそうですね(意味不明)

Windows HPC Server用のMap Reduce (Daytona)は?

Dryad

Windows HPC Server 2008 R2 SP3で、ベータ版からリリース版へ格上げされる予定だった、Microsoft版のBig data用分散コンピューティング環境 Linq to HPC(旧 Dryad)が、まさかのディスコンになってしまいました。

Announcing the Windows Azure HPC Scheduler and HPC Pack 2008 R2 Service Pack 3 releases!

As part of this release we’ve also updated the preview version of LINQ to HPC, however, this will be the final preview and we do not plan to move forward with a production release.

Hadoop対抗として、よりインテリジェントなスケジューラやLINQで1行でかけるという、究極のショートコード思想が競争力があると思っていたので、非常に残念ですね。

we will focus our effort on bringing Apache Hadoop to both Windows Server and Windows Azure

とあるように、Microsoftのもう一つの分散コンピューティング環境にシフトする、ということです。Map Reduce/Hadoopの普及度が予想以上に高くなってしまったので、もはやアプリのHTML5化と同様に、独自技術で対抗する意味は無いと見たのでしょう。最近のMicrosoftは弱気というか、潔すぎですね。

このMS-Map Reduceともいえる技術はMicrosoft ResearchのDaytonaのことのようです。

Daytona – Iterative Map Reduce on Windows Azure

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今のところAzure専用のようですが、おそらくHPC Serverへの導入も考えられるのでは無いかと思います。

AzureといえばHbase相当のTable Storageがありますが、その仕組みがHPC Serverにそのまま降りてくるか気になります。

Live Report?Frak the Gods Tour @ Chain Reaction

アナハイムに行われた、PeripheryのFrak the Gods Tourを観てきました。といっても、旅程の関係上最終日になっていまい、結局のところ最初の3バンドしか見れなかったという残念なレポートですが、一応行ったぞというのを書いておきたいと思います。

Frak the Gods Tourは、いまやこの分野(プログレッシブハードコア?)の第一人者ともいえる、アメリカメリーランド州を拠点としたPeripheryというバンドのツアー。このブログでも少し取り上げていましたが、Meshugaa,Texturesあたりに通じる、プログレッシブデスを印象してもらって、Linkin Park的歌メロをさらに加えてよりわかりやすくなったといった感じのバンドです。

My Photos by

そのPeripheryの全米横断ツアーですが、8月から10月まで32か所を回るというすごい日程。しかも1バンドでなく、同じようなジャンルのバンドである、

  • The Human Abstract
  • Textures
  • The Contortionist

とのジョイントライブになっています。これらのバンドもProgressive Metal界ではかなり名の知れたバンドであるため、これはProgPower USAのミニ版か、とも思えるほどです。

実はアメリカでライブを見るのは、以前いったジャンリュックポンティー(!)以来2回目なので、勝手がわかりませんでしたので少し恐る恐る行った具合でした。ライブ会場はアナハイムディズニーランドの北側3kmくらいのところにある、Chain Reactionという老舗のライブハウス。事前に口コミを調べると、ノーアルコールと書いてあり、これは子供が行く場所だ、とまで書いてあったので、まあアナハイムという土地柄もありそれほど警戒する必要はあるまいとタクシーで向かいました。以下がそのChain Reaction:

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拍子抜けするほどこじんまりとした建物で、隣はなんとおもちゃ屋さん。うーん、これは犯罪も起こりそうもない。6時開演とあったので、5時半頃乗り込んだのですが、まだチケットも販売されておらず、店の前でぼーっと待つはめに。バンドのメンバーやローディー達が徐々に集まってきました。以下は駐車場の様子。

DSC03795以下は確かContortionistのメンツ。

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以下はおそらくPeripheryのトラック。バンド名は書いてありませんでした。DSC03797

ところでこのライブ、チケットが14ドルと、信じられないくらい安いくせに、上記4バンド+前座2バンドの6バンドでだいたい4時間くらいやるという、かなり大盤振る舞いなエコノミーライブでした。(なので時間が無くてもいきました)。以下がバンドスケジュール。

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I of Helix

トップバッターのI of Helixは、カリフォルニアのまさにアナハイム周辺、オレンジカウンティーのプログレッシブデスコアバンドです。Blogで紹介していますが:I of Helix – Unsung Heroes なかなかインディーズにしては、テク、アグレッシブさにおいても、かなりのクオリティです。

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会場は以下のような広さです。

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じゃっかんモッシュっぽくなっている若者がいましたが、みんなおとなしかったです。

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Our Own Accord

二番手は同じカリフォルニアのOur Own Accord。こち
も予習がてら、Blogで紹介していますが:Our Own Accord – Unsung Heroes もう少し変則的なリフを多用してきます。ボーカルが行ったり来たり落ち着かない気がしますが、デスボイスはなかなか安定しています。ボーカルだけ様相がメタルっぽくなくて、ギターポップバンドみたいないでたち。

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The Contortionist

3番手はその名も曲芸師という、テクニカルデスバンド。以下のBlogで少し紹介しています。

The Contortionist ? Exoplanet Unsung Heroes

フラッシーなギターソロや変則ギターリフを畳み掛けてくる、Watchtower的密度の高い展開の曲が多いですが、なかなかメロディーも聞かせるバンドです。

残念ながら飛行機の関係上ここで会場を去りましたが、シンセを中央前面に置いたり、中々変わったパフォーマンスが見れたのかなと予想しました。

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と、思ったら、同じ日のライブ映像がYoutubeにいっぱい落ちているじゃないですか。インターネットって便利だなぁ。